どうも、じょうもんです。オリエンテーション期間が終わり、いよいよ授業が始まりました!ということで、今回は今学期受講する講義について簡単にお話しします。
そもそも、ノースウェスタンは大多数の大学と異なり、クォーター制を導入しています。通常2学期制であるのに対し、1学期10週間ほどの3学期制なので、進みが早く課題が多い(と噂に聞く)のが特徴です。それでも、取れる授業が増える分、興味の範囲を広く保ち、対応することが可能なのは大きな魅力です。また、私はWeinberg College of Arts and Scienceという学部に所属しているのですが、この学部では地理からロシア語からジェンダー学まで理系文系問わず幅広く扱っている他、大きく分けて6つのカテゴリーからそれぞれ最低2講義受講しないといけないDistribution Requirementという決まりがあるため、たまたま興味本位で取った授業が面白くて専攻を変えるなんてことも頻繁に起こるそうです。
専攻は2年の終了時までに決めれば良いので、総合大学とは言っても気分は規模の大きいリベラルアーツといった感じです。エンジニア、ジャーナリズム、教育、音楽や演劇などアート系の学部の人は少し異なり、最初から専攻に沿った授業を受けることになります。他の学部の授業を受けたり、学部自体を変更することも随時可能なので、興味が変わっても安心です。このようにとても自由な風潮なので、なんと生徒の7割が2つ以上の専攻を履修しているそうです。演劇と政治、音楽と物理など、自分の”Want”と”Need”を満たすことができるのがいいですね。

さて、秋学期に私が取っている授業を紹介します⬇︎
比較政治:各国の政治を社会的、経済的、文化的な観点と比較しながら分析する学問。今回の授業ではシリア難民、中国の台頭、非欧米民主主義などを取り扱う予定。授業とは別にディスカッション専用の時間が設けられている。3、4年生も多い印象。
心理学イントロ:人間はどのようにして思考するのか、意思を持つのか等の問いを脳科学、文化、環境などの様々な観点から解き明かす学問。イントロのこの講義では認知心理学や性格心理学など心理学の中でのカテゴリーを少しずつかじる様子。200人超の超人気レクチャー。
アラビア語:初心者のための基礎コース。標準アラビア語の読み書きだけでなく、方言や中東の文化等も学びながら言語を1からマスターしていきます。10人ほどの小さいクラスで、毎日50分あるので言語の定着が見込めます。
ボリウッド分析(セミナー):アミタブ・バッチャンという有名なボリウッドスターの作品を中心にボリウッド特有の性質に着目し、西欧中心主義や男女差別、カースト制度といった社会問題へと切り口を広げる少人数グループでのディスカッション。リーディングを元に、密に議論するのが普通の授業とは異なるセミナーの特徴です。Weinbergの学生は全員セミナーに参加することが義務付けられており、各自の興味に合わせてセミナーを選びます。

まだ始まったばかりの授業ですが、クラスによって学生層や雰囲気がガラッと変わるのでメリハリがついて面白いな、というのが全体的な感想です。また、セミナー以外の授業は上級生も混じるので、初日から学習内容がしっかりしているな、と思いました。印象深かったのは、大半のレクチャーでまず先に考え方と論文の読み方について指導があったことです。自分の頭で論理立てて考えることと、文献の読み込みを重視するところに、これまでの教育機関と大学との差が表れていると感じました。また、物事の見方と論文の書かれ方が学問ごとに少しずつ異なることに、アカデミックの世界の奥深さを垣間見ました。教授は学ぶことと同様に教えることに対しても情熱を持っていて、話し方やプレゼンを工夫してくれます。今の所どのクラスも自分の興味と合っていそうなので、これから新しい視点を吸収していくことが楽しみです。


