という流れが効果的でした。回転運動など、日本の高校範囲に入っていないものについてはMITのProf. Walter Lewinの講義(8.01 Classical Mechanicsというシリーズ)を見て補足していました。Prof. Walter Lewinの授業はかなり人気があり、凄く分かりやすいですが、大体動画一本が1時間ぐらいなので、AP Physics C専用の動画など(平均10-20分程度?)を見るのもお勧めします。また、試験はもちろん英語で、記述問題も英語で書かなければいけないのでやはり英語で学ぶのがベストですが、日本語の動画や資料を参考するのも良いかもしれません。
ボクは生まれも育ちも東京で、海外在住経験等もなく都内中高一貫男子校に毎日満員電車で押しつぶされながら通っていました。しかし高二の春に一念発起して自主退学し、秋からはイギリスのウェールズにあるインターナショナルスクールに2年間通いIBを修了しました。Northwesternでは Weinberg College of Arts and Sciences に所属する予定です。
しかし高校生活の反省として、”雑に広く浅いことばかりやっていたな”というのがあるので、大学では専攻を中心に自分の軸をしっかりと固めつつも興味のあることを文理に囚われずにやっていきたいと考えました。Northwesternでは、 “AND is in our DNA” という校訓にもあるようにinterdisciplinaryな学びが推奨され、各授業も生徒一人一人へのサポートが手厚いようです。その一方で強力なリサーチ大学としての顔もあり、4or5年間で同大の修士号まで修了できるといったプログラムなども印象的でした。
Protests and Pop Culture in the Middle East 中東でのデモ活動とポップカルチャーの相互作用をアカデミックに分析する授業。まずはポップカルチャーとはそもそも何か、という話から始まります。文献を読む→写真・SNS・メディア・音楽・映画・ストリートアートなどに応用→デモのどのような側面が見えるか考察する、が大まかな流れ。例を挙げると、「アラブの春の際、エジプト人にとって、権力が求心力の落ちた政府から人々へと移行していることの象徴がストリートアートだった。なぜなら、ストリートアートが街中に見受けられるようになることは、政府が公共の場へのコントロールを失いつつあることと同義であるからだ」という趣旨の文献を読み、それを授業中に写真等を見ながら「このアートはアラビア語を含む。それがSNS等で拡散されることによって、アラブの春運動全体を支持し、他のアラブ諸国の独裁政権まで批判する作用があるのではないか」などと議論する感じです。デモとポップカルチャーという一見不思議な組み合わせですが、文献だけでも今まで考えたことのなかったような視点を得ることができ、それ以降デモの写真等を見る時はこの授業で考えたことが反映されるようになりました。 教授が生徒思いのとても親切な方で、最終試験等の成績に占める割合が大幅に減り、代わりに毎週文献を読んで意見を投稿する掲示板が評価の対象になりました。自分が好きな時間に課題に取り組める他、最終試験よりもプレッシャーが軽減されたのでとても助かりました。
Politics of the Middle East またまた中東関連です。これは上の授業より抽象度を上げ、アラブ諸国の近代歴史を振り返りつつ資本主義や植民地化等が現代の中東情勢にもたらした影響を考察しました。教授が中東研究、特にシリア情勢において大変権威のある方で、説明もすごく分かりやすかったです。とても人気な授業なので100人越えで、私は今学期にこの授業を取るために政治専攻をDeclareし履修登録のアドバンテージを得た程です笑。週に二回の録画された授業とは別にオンラインのディスカッションが週に一度あり、リーディングも割と多めでした。でもその分中東に関する知識は広く深く得られること間違いなしです(バーレーンの近代化政策やリビアの地域政治についてなんて普段深く習わないじゃないですか!)
Introduction to International Relations 全て録画された授業で、週に一度のディスカッションも任意参加!1週間ごとに決められたテーマで国際関係論とそれに関連した歴史を聴講します。1000文字以下の小論文を合計5つ提出したら課題完了、なんてやさしい!ちなみに学ぶ国際関係論は政治論の中でも代表的なRealism、Constitutionalism、Proletarianismなどなど。政治を学ぶ際には繰り返しと言っていいほど登場する理論なので、重宝する授業だと思います。
Law in the Political Arena こちらも録画された授業を聞き、週に一度ディスカッションに参加する形式。アメリカの法律や憲法が国家政策に及ぼす影響や、さらにそれによる国民やアイデンティティへの作用を学ぶ授業。リーディングが割と多く、アメリカで育ったことのない私に取っては馴染みのない法制や単語が沢山出てきて意外と苦労しました。歴史上の裁判ケースと共に授業が進み、アメリカ国政の進展を学ぶことができた点が興味深かったです。
講義は毎週2日あり、前半と後半で違う教授が担当する、というユニークな授業でした。授業の進め方に関しては少し違いがあったりしますが、2人とも自分や同僚の研究を紹介してくれたり、毎日授業内容に入る前に一つ面白い材料を紹介してくれてる(”Material of the Day”)ところが共通していました。また、「材料科学の研究に興味があったり、材料科学に専攻を変えたくなったらいつでも気軽に相談して!」と毎回授業で言っており、教授が自分の研究だけではなく生徒の教育にも力を入れていることが伝わりました。月曜日には材料科学のPhDの学生TAによるディスカッションがあり、教授が用意した練習問題を5人程度のグループで一緒に解いた後全員で集まって解法などについて話します。結構課題が多めの授業ではあり、講義前に予習用の動画とその内容に関するクイズ、毎週出されるP-Setや、30分程度のクイズがあったりします。授業と同じく試験もオンラインになり、インターネットや教科書などが使用できるので一見楽に見えますが、実際3時間ぐらいかかる試験(時間制限が3時間半程度)で、本質的な理解ができないと解けない問題も多いので意外と簡単ではなかった印象です。また、最後に自分の好きな材料を選んでレポートを書く課題もあり、自分の興味のある分野で材料科学の発見がどのように使われているのかを知ることができる良い機会でした。
DSGN 106-2 + ENGLISH 106-2: Design Thinking and Communication 2