大学のリソース

お久しぶりです。今回は私が話せる範囲の大学のリソースについてまとめてみました。入学を考えている人にも在校生にもお得な投稿を目指しています。

CAPS(Counseling And Psychological Services)
学業面等のストレスが特に多い大学において必須のカウンセリングサービス。心理カウンセラーが常勤していて、アフリカ系やアジア系、男性か女性かなどを指定することができます。。季節性の鬱に対応するためのライトセラピーも対応可能です。一度どんな感じなのか試してみようと思ったのですが、予約が何日か先まで埋まっていることも珍しくなく、大変そうなので断念。サイトは中毒患者かどうかを診断してくれるテストがあったり、メッセージだけでも送れるサービスがあったりと充実しています。


SES(Student Enrichment Services)

主に奨学金をもらっていたり、家庭の中で初めて大学に入学した人を対象に様々なキャンペーンを行ってくれるところ。月に一回程度のソーシャルイベントはもちろん、Compassという特別なメンター制度やホテルでディナーを食べながらのテーブルエチケット講座なども。もちろん全て無料です。クラブの活動費等や葬式の出席等急な出費を申請すると負担してくれるのもここ。


International Students
留学生向けのオリエンテーションや、月に2回ほどあるFikaという留学生向けのトークイベントを行ってくれるところ。オフィスのTさんが優しくて、仲良くなっておくとインターン等留学生特別な情報が手に入ったり自分の出身高校の評判が上がって後輩が入りやすくなったりするので是非(笑)。


CARE (Center for Awareness, Response and Education)
CAPSと少しリンクしているのですが、こちらは性暴力やハラスメントに特化したカウンセリング。個人面談だけでなく、名前にもあるとおり性関連のワークショップなどにも力を入れています。

Main Libraryの集団作業スペースです。


Norris Center/Source

スタバやフードコートがあるだけではありません!毎日色んなイベントやクラブの活動が行われていたり、ちょっとしたアート展示会が常設されていたり。ノリス独自の講座も開催されていて、有料ではありますがワインを嗜む会から韓国語レッスンまで趣味を広げることができます。地下には
・Articaという自由に絵を書くことのできるスペース
・テント、BBQセット、ハンモックなどなどを借りることができるアウトドアセンター
・陶芸コーナー
・暗室
・ビリヤードやビデオゲーム用スペースのあるゲームセンター
などが実は広がっているんです。
また、三階には資金が潤沢なクラブの部室があり、Daily Northwesternという校内新聞もここで編集、発行されています。湖が望める&大体空いてる&コンセントが沢山ある穴場勉強スポット、Sourceがあります。


The Garage
SPACという北ジムの二階にある、起業に興味がある学生向けのスペース。アイデアを実際に形にできる環境が整っており、3Dプリンターからミーティングルームから撮影ブースまで自由に使えます。正式にGarageの住民になるには自分のビジネスプランを提示しなければならないのですが、チャレンジ精神があれば大歓迎という雰囲気で、イベントやミートアップイベント等に参加できる特典がつくのでお勧めです!コーヒーが無料で飲める&空いてる&コンセント使い放題なのでフラっと勉強するのにも良い環境です。

少し変わった角度からのDeering Library。


図書館
キャンパス内にある図書館は四つ。
Deering: 歴史ある建物が美しい、特に中はステンドグラスと高さのある天井で普段とは違う雰囲気の元勉強できる。話してはいけない空気と、コンセントがあまりないのが難点。一階には話していいコラボレーションスペースがあり、地下でMainと繋がっているので飽きたら移動も可能。連結通路の勉強スペースは空いていて実は穴場。ここの一階の受付で働く仕事は時給が良い方で宿題もできるので人気です。
Main:一階にはパソコンがずらっと並んでおり、カウンターでは充電器なども貸してもらうことができる。静かにするスペースとワイワイ勉強できるスペースが分かれているので気分に合わせて勉強できます。地下には古い地図や統計を保管している部屋があり、人工の白色照明でコンセントが沢山あって空いているため一気に集中したい時にお勧めです。二階にはBrewbikeという生徒の運営するカフェがあり、Dining Dollarで投資することができる他、COREという勉強スペースもあります。二階から上は少人数用授業で使う教室と蔵書スペースで、人通りが少ないので雰囲気が気に入ったらお気に入りのスポットを見つけて籠る人が結構います。ポスター用の大型プリンターがあったり、エッセイ添削サービスを受けられたり、録音録画専用の防音室を予約できたりもします。また、テスト期間前にはマッサージサービスやスナックの配布がある他、セラピードッグが来たりもします。
Mudd: 北にある図書館で、外見も内装も近代的なのが特徴です。パソコンブース、個別ブース、集団作業ブースなど、用途に分かれて勉強できるのが利点。三階はCS専攻専用スペースで、アクセスは限られますが部屋を予約して大きなホワイトボードを使うことができます。
もう一つ: 名前は忘れてしまったのですが、天文台の西側にあるのが超穴場の図書館。私の周りの人はほとんど誰も認知していないくらいです。入ってみるとDeeringと雰囲気が似ていて、読書用に斜めに傾いた長い一つながりの木製の机がお気に入りです。地下は迷子になりそうなくらい誰もいない蔵書スペース、二階から上は教授のオフィスなどがあり、横に長い建物で探検のしがいがあります。


ジム
1838 Chicago、Plexの近く、Lincolnの北、SPECの四箇所があります。1838 Chicagoは小さくてランニング、バイクのマシーンとヨガマットスペースがあるくらいで、人が少ないので軽く運動したい人向き。地下にあって天井が低いので少し密閉感があるかなというくらい。私の知っている限り、Plexの近くのジムとSPECでは定期的にコーチのついたワークアウトセッションを開催しています。特にSPECは一番設備が充実しているジムだけあって、朝の5時ごろから色んなメニューのコースに参加できます。もちろん全て無料。一階は筋トレのマシーンがずらり、屋内プールとテニスコートも。二階にはランニングマシーンがこれまたずらり、バスケやバドのコートにアクセスすることができます。

Modernityの展示の一例。


Block Museum
ノリスの南にある大学所有の美術館で、期間ごとに展示が変わります。私が行った時はトルコ、イラン、インドの近代美術のコレクションが展示されていたのですが、キャンパスの中にアートに触れられる場所は多くないので良い気分転換になりました。普段はニューヨークに展示されているとのことで、結構レア。意外と一般のお客さんも訪れているので、無料で何回でも行ける学生はラッキーです。平日の夜などは映画の公開も頻繁に行われています。ここで働くのも気が休まって楽しそう。


天文台
意外と知られていないのですが、毎週金曜日の夜に実は一般公開されています。建物自体は小さいのですが、普段と違う雰囲気を味わいたい時にお勧め。スタッフが望遠鏡の使い方から星座の見方まで丁寧に解説してくれます。


NU Help/Via/バス
治安に気をつかっているさすがのアメリカ大学、キャンパス内の至る所に非常用ボタンがあり、押すと大学お囲いの警察が駆けつけてくれます。ちなみに新入生は全員、大学に銃を持った人が入ってきたらどうするか、という避難訓練動画を見せられます。日本で過ごしていると非現実的すぎて笑ってしまいますが、それだけ気を抜いてはいられないということですね。その延長で、大学と契約しているキャンパス内タクシーサービスもあり、夜は無料で呼ぶことができます。私は個人的に危険だと感じたことはありませんが、パーティーから夜遅くに帰る人などを見ているとやはり使えるものは使うという意識で間違いはないのかなという印象を受けます。キャンパス内にはバスも走っているため、それもうまく活用すれば寝坊しても授業に間に合わせることができたり、無料でシカゴに行けたり。日によっては近郊のショッピングセンターに送迎バスが回ったり、大雪天候時専用のバスが出たりします。

いかがでしたか。まとめているうちに自分のいる大学の設備投資の充実度を再認識してしまいました。上に挙げたもの以外にも沢山あることは確実で、例えばエンジニアの人限定のFordというスペースなどは詳しく知らないため書けなかったのですが、ノースウェスタンのサイト上には情報がぎっしり詰まっているのでよく見て活用してみてください。使えるものは使ったもの勝ちですよ!

渡航準備

お久しぶりです。さて、大学受験の結果もそろそろ出揃ったところで、そろそろ渡航前の準備に取り掛かる頃ですよね。情報が多くて悩みどころではあると思いますが、一連の流れや特別なポイントを覚えている限り掘り起こしていきます。

シカゴの冬は夕焼けが綺麗

まず大事なところから行くと、ビザの取得。写真のアップロードの規定が細かくて中々承認されなかったり、セーブされていないと頻繁に画面が更新されてしまったりして時間がかかった記憶があるので、早めにサイトを見ておくことをお勧めします。コロナの影響でビザの承認がおりにくいことも想定されますが、その場合は大学にメールを送って連絡してもらうことでプロセスが進みやすくなるかと思います。また、当日は朝一番に行くのがマストです!私は開始時間ぴったりに行ったのですが、それでも既に100番台の番号を渡されたので、できれば30分前には着いていたいところです。パスポートが1週間ほど取り上げられてしまうので、そこにもご注意を。ビザの書類は入国時に必要なので、なくさないことはもちろん、必ず手荷物で持ってくださいね!

寮決め!などなど大学からの準備もありますよね。19ある寮全てランキング付けしなければならないので困るかと思いますが、お金やロケーションなどを考慮して慎重に考えたいところです。シングルやスイートはやはり値段が上がりますが、勉強に集中したい人や初めましてのルームメイトと共同生活を送るのが苦手という人はやっぱり楽なようです。それから、基本的に北は理系とアスリート、南は文系の人が多く、いる人の雰囲気も結構変わります。北にはパーティーが頻繁に行われるFraternityも多いので、少しうるさかったり寮が汚かったり?判断項目が多くて迷ってしまいますが、キャンパスの北から南まで歩いて15分程かかるので、基本的には自分が取る授業に近い寮を優先する人が多いです。Residential CollegeかHallかなどの差もあります。Collegeだと寮内でのイベントが多く、友達もできやすいので一年生には結構人気です。同じ専攻の人が集まる寮や、ジムなど特別な施設が使える寮などメリットが色々あるので、寮決めの際にエッセイを要求されても怯まず選んでみてください。そんなに気負わず、日本食を作ります!と言って入った割に一回も作っていない人もいるみたいです。私はHallなのですが、寮母さんが料理して振る舞ってくれたり、各フロアに一人ずついるResidential Assistantがイベントを企画してくれる頻度がちょうど良くて気に入っています。Youtubeに部屋の紹介ビデオなども結構上がっているので、気になる人は見てみて下さい!
ちなみに、ルームメイトは事前アンケートで生活リズムなどを細かく聞かれてマッチされます。人にもよりますが、タバコや部屋でのパーティーオッケーにすると友達ならいいものの同居人としては困る、というパターンもよく聞くので、ルームメイトと友達は分けて考えるのが大切です!

Weinbergの場合、セミナーを決めたり、Academic Integrityに関するちょっとしたペーパーを書いたりしなければいけないので、メールが来たら一応一通り目を通して期限等を過ぎないように気をつけてくださいね。大学から便利なタスク管理サイトが送られてきたり、Peer Advisor(PA)からメールがきたりするので個人的にはスムーズに準備することができました!

買い物に関してですが、日本から持っていくものは特別なく、思いつく範囲の一般的なもので大抵済んでしまうかと思います。特に留学生は、オリエンテーションの中で近くのBed&Bathというイケアのような大型スーパーに無料送迎バスが出たりもするので、私は布団や掃除機などの大きいものはそこで全て買い揃えることができました。大学から奨学金をもらっている人は、シカゴ用(笑)のコートやブーツ等も大学からもらうことができるので心配しないでください。洗濯は乾燥機がどの寮でも使え、掃除機は寮で借りることができます。初日はどうしてもホコリが凄いので、ウェットティッシュなどあるといいかも?洗濯物を入れるカゴとクローゼットにかけるタイプの収納ボックスはあって便利かなと思います。寮や部屋のサイズによって収納スペースは全然違うので、質問があったら個別で聞いて下さい!日本食や文房具はお気に入りの物があればやっぱり日本で買うのがお勧めです。意外にも、室内は暖房が効いていてコートが分厚いため、ヒートテックなど中に着るあったかいものは出番が少ないです。料理してくれると先輩は喜びます。

コートは現地で買うのがお勧めです。

最後に、新入生のフェイスブックグループ等が作られていると思いますが、自己紹介の投稿はいくらでも書き方があるのであんまり気にしないというか、少なくとも圧倒されない心持ちで見てほしいなと思います。高校で達成してきたアクティビティの数々をリストアップする人などもいますが、大事なのは大学に入ってから何をするかなので、夏休み中も予習もいいですが自分がやりたいことを思いっきり楽しむのがいいと思います。よく何をしたの?と聞かれますが、私は学生団体の運営と家庭教師のバイト、それから旅行に時間を費やしていました。お金を貯めておくのはお勧めです。フェイスブックに流れる投稿が多いのでついみんなルームメイトもう決まっているのかな、友達できているのかななどと不安になることもあるかと思いますが、投稿している人しか見えないため多数に見えてしまうだけで実際はなんとでもなるので焦らないでくださいね!

ビーネン音楽院の受験について

こんにちは。Konkobonkoです。

私は大学三年生でピアノと脳科学を専攻しています。Bachelor of Music候補です。

今回は、ビーネン音楽院(Bienen School of Music)の受験過程を紹介したいと思います。

ビーネン音楽院って何?

ビーネン音楽院は、ノースウェスタン大学に属する全米トップ10位内に入る音楽院です。シカゴ交響楽団(Chicago Symphony Orchestra)の演奏者などを含む、音楽界で有名な教授達が集まっています。ミシガン湖のすぐ横に建つ新しい音楽学校(Ryan Center for the Musical Arts)の中にはコンサートホールが3つあり、練習室と楽器用ロッカーの設備なども揃っています。専攻はクラシック音楽の演奏科から、ジャズ科、ミュージックテクノロジー、音楽教育など幅広いです。特にチェロのスタジオは世界的にとても有名な先生(Prof. Hans Jensen)が率いてるため、錚々たるレベルの生徒たちが集まってきています。

演奏メインの学科(ピアノ、声楽等)はBachelor of Music候補ですが、リベラルアーツ教育に集中する場合Bachelor of Arts in Music又はBachelor of Science in Music候補になります。

学部レベルでは音楽以外にも第二専攻・副専攻をしている学生が比較的多めです。学部生も院生も同じスタジオ(=同じ個人レッスンの先生)を共用するので、年齢や学年関係なく他の音楽家と仲良くなれます。

学部受験=実技オーディション+Common Application 

まず、ビーネン音楽院はノースウェスタンに属する学校の一つです。ビーネン音楽院に受かるためには、学校全体に出すCommon Applicationとは別にビーネンでの実技(パフォーマンス)オーディションを通過しなければいけません。Regular Decisionの場合Common Appは一月が提出期限ですが、ビーネン音楽院の資料は12月が提出期限です(Early Decisionの場合は10月)。ちなみに、大学院(Masters・DMA)の場合はCommon Applicationはなくオーディションのみです。

音楽院にオーディションで受かった参加者は、その後音楽院によって総合大学の方に推薦されます。Common Applicationの方で実技オーディションの結果も考慮した上で、ノースウェスタンに合格できるのか最終判断が下されます。ノースウェスタンは勉強に力を入れているので、テストスコア(SAT・ACT)、成績(GPA)、エッセイもノースウェスタン全体の基準に満たしていないと、いくら演奏が上手であってもここで落とされてしまう可能性があります。

ビーネン音楽院ともう一つ別のの学校(Weinberg, McCormick, Medill, School of Comm, SESP)のDual Degree希望者としてノースウェスタンを受験する場合、もし音楽院にオーディションで落ちた場合でもノースウェスタン自体にはまだ合格できる可能性もあります。また、入学した後に在学生用のオーディションに挑戦して、音楽院内の専攻・副専攻を足すことも可能です。私の場合は、ピアノ専攻のみ希望でRegular Decisionで音楽院に受験し、入学後、脳科学の専攻を足しました。

最初はビデオ審査 (Pre-screening)

ほとんどの楽器演奏科を受験する場合、ビデオを資料の一部として12月にオンラインポータルで送ります。ビデオ審査に必要なのは、自分が演奏している姿です。できるだけ良い録画・録音器具を使うことをお勧めします。必要な曲目は専攻によって異なりますが、ビーネン音楽院のウェブサイトに掲載されているのでできるだけ早めに準備をするとより良いです。

https://www.music.northwestern.edu/admission/undergraduate/auditions/programs

ビデオ審査通過後は、現地又は録画オーディション

もしビデオ審査を通過した場合、現地オーディションへ招待されます。オーディション自体はRegular Decisionの場合は二月、Early Decisionの場合は11月にあります。いろいろと曲を用意しなければいけませんが、実際のオーデイション時間は大体10分ほど。現地まで足を運べない場合は、オンラインのビデオ提出で受験することも可能です。

ちなみにRegular Decisionで受験する場合、ピアノのオーディションはリサイタルホール(Galvin Recital Hall)で行われますが、Early Decisionの場合は先生のオフィスで行われるそうです。ピアノ以外の楽器は他のホール(McClintock Hall, Ryan Opera Theatre等)又は先生のオフィスで行われることが多いです。

Northwestern University's New Ryan Center Brings Harmony ...
Galvin Recital Hall

これは他の音楽院を受験する際も同じですが、受験する学校の教授に事前に連絡をとってトライアルレッスンを受けることをお勧めします。レッスンで習ったことをオーディションで直しておくと好感がもてますし、先生も生徒もお互い相性の良さを確認できるので最終的に学校を選ぶときにも役立ちます。

他の音楽院では実技(パフォーマンス)オーディション以外にも音楽理論試験、イアトレーニング、面接、譜読み試験等がある場合もありますが、ビーねんでの学部のオーディションは大抵(少なくとも演奏科の場合)実技試験のみです。

シカゴの冬は信じられないほど寒いです。なのでオーディションの為にノースウェスタンを2月に訪問する場合は、暖かいコート・手袋・マフラー・ズボン・帽子などを準備してしてください。ビーネン音楽院はキャンパス内の東南にありダウンタウンエバンストン(Downtown Evanstonすなわち繁華街)から徒歩10分ほどなので、ホテルを予約する場合はそこらへんのエリアで検討する事になると思います。

Wildcat Days 

Regular Decision合格者は全員Wildcat Daysという、4月に行われるキャンパスイベントに招待されます。 Wildcat Daysは、合格者が集まり、大学がいろいろなイベントを開催してくれる日です。キャンパスツアー、お昼ご飯、各学校のプレゼン、学長からのメッセージ、部活動フェア、在学生によるタレントショー、などといろいろと盛り沢山。ビーネン音楽院でも、建物ツアー、院長による挨拶、Q&Aセッションなどがありました。私はこれに参加したあと、ノースウェスタンに通うことを決断しました。

入学後

入学後、最初の週に飛び級試験(Placement Exam)が一年生全員に渡されます。この試験は、Theory(音楽理論)とAural Skills(イアトレーニング)の授業を1クォーター分以上免除できる可能性を掴めるチャンスです。ほとんどの人が飛び級せずに1からのスタートになるので、プレッシャーは全くありません。

ノースウェスタンでは専攻を足したり引いたりすることがとても簡単にできるので、音楽で入学したからと行って音楽の学士号で卒業しなければいけないわけではありません。

特にビーネン音楽院に在学する学部生のほとんどは第二専攻を持っているか、Dual Degreeプログラムに参加しているので、音楽と勉強を大学でどちらも続けたい!という方には、ノースウェスタンはお勧めです。

COVID-19への初期対応

お久しぶりです、海の民です。さて、とうとうコロナウイルスも本格的にアメリカに上陸して、ノースウェスタンのあるイリノイ州でも外出禁止令が出されました(3月24日現在)。医療物資と設備が不足し始めているニューヨークに米海軍の病院船が送られたり、トイレットペーパーや弾薬(?)が買い占められたり、トランプ大統領が70年前の朝鮮戦争時の国防生産法を発動したりと、なかなか混乱が広がっています。そこで、ノースウェスタンのコロナウイルスへの対応について、少し書いていこうと思います。

ノースウェスタンの対応

ノースウェスタンでは、President Morton Shapiro(学生はみんなMortyと呼んでいます笑)が3月11日に春休みの一週間延期春学期の最初の三週間のオンライン化を発表しました。当時イリノイ州や他の州でもそこまで感染は広がっていなかったので、予想外でした。この発表の時から大学は、学生はできる限りキャンパスを離れるべきとしながらも、様々な事情で離れられない学生は絶対に追い出さないという方針を明確にしました。この対応は、ほぼ問答無用で学生を数日以内に退去させた大学(ハーバード、ボストンカレッジ、MIT、その他多数)があることを考えると、かなり良心的だったと思います。

期末試験

その後、一週間ほど、大学内の様々な組織から毎日何件ものメールが送られてくる日々が続きました。ノースウェスタンは4学期制のため、期末試験の時期でしたが、誰も試験の勉強などに集中できる様な精神状態ではありませんでした。特にインターナショナルの中国や韓国からの学生や、アメリカ人でも家庭の事情で家に帰れない(LGBTQ等)学生は、これからどうすればいいのか、という心配がありました。はじめ、期末試験をどう実施するかは各学科の教授達に一任されていた様ですが、3月15日にMcCormick(工学部)のDean(学部長)が、工学部の期末試験を全て任意にする、という発表をし、半日後にはProvost(副学長みたいな役職)が、学部の全ての期末試験を任意にする、という決定をしました。不服な教授も数人かいたそうですが、これで学生はそれぞれ実家に帰る友達との別れや、自分たちの帰宅、帰国の準備に専念することができました。ただ、発表されたのが期末試験が始まる前日の日曜日だったので、もう少し早く決められなかったのが残念です。

その他サポート

さらに、Office of Financial Aidが飛行機のチケットを買えない学生のために無償で旅費を提供したり、各寮の窓口でダンボールを無償で提供したり、パブリックストレージの会社と提携して安く荷物を保管できる様にしたりと、色々な部署が学生達をサポートしてくれました。また、メンタルヘルス系の部署からもほぼ毎日の様にカウンセリングのサービスの案内などが送られてきました。

まとめ

  • 家に帰れない学生は追い出さない
  • 春休みの延期と春学期の最初の三週間のオンライン化
  • 冬学期の期末試験を全て任意にする
  • 学生達への金銭的、物資的、精神的な援助
  • 春学期の学費・寮の家賃がどうなるのかは未発表
  • オンライン授業の方法は未発表

いまだに春学期の授業はどうなるのか、いつキャンパスへ戻れるのか、そして春の学費などがどうなるのか等、不確定要素は残っています。しかし、ノースウェスタンの対応は他の大学と比べても学生中心で良心的だったと思います。いつまでこの混乱が続くのか、まだ不安はありますが、皆さんも気をつけて過ごしてください。また春学期、そして来年どうなるのか発表されたら多分誰かが記事を書きます。

初めまして!Konkobonkoです!

途中参加のKonkobonko(こんこぼんこ)です。他のブログメンバー達とはノースウェスタンのJASA(Japanese American Student Association)サークルで知り合いました。

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自己紹介

駐在員の家庭に生まれ、アメリカ、東京、カナダを行き来しながら育ちました。ピアノ歴は15年。最近ハマっていることはK-POPと人気番組The Officeを観ることです。

今はノースウェスタン大学のビーネン音楽学校 (Bienen School of Music)の三年生としてピアノ演奏(Piano Performance)と脳科学(Neuroscience)をDouble Majorで専攻しています。Premedical track(メディカルスクール入学志望)です。

ちなみにKonkobonkoというあだ名は、高校時代の友達が付けてくれました。

なぜノースウェスタン? 第二専攻を増やすのがとても簡単!しかも、学問も音楽もトップレベル

私がノースウェスタンのことを初めて知ったきっかけは高校三年の夏休み、ドイツの音楽祭での出会い。ノースウェスタン大学でピアノ演奏と工学をダブルメジャーしている気さくな先輩と偶然友達になりました。Double Major(二科目専攻)をすることを学校が推奨しているので、もし複数の分野に興味がある場合、とても両立しやすいとのこと。

実は、受験シーズンが始まってからも最初の頃はノースウェスタンを志望校リストに載せていなかったのです。カナダの高校に通っていた頃はピアノに集中していたので、音楽専門学校 (Juilliard, Peabodyなど)ばかりを検討していたのですが、医学に興味があった為最終的に音楽と勉強を両立できる普通の大学も受けることに決めました。ドイツで出会った先輩の勧めを思い出し、締め切り直前にノースウェスタンの音楽学校(Bienen School of Music)へビデオ審査用の録画を提出しました。

ノースウェスタンが私の第一志望校になったのは、現地オーディションのためにキャンパスへ足を運んでからです。まず、音楽学校の建物に一目惚れでした:

Goettsch Partners’ New Music Building for Northwestern ...
Ryan Center for the Musical Arts (ビーネン音楽学校の建物)

世界トップレベルの学問、音楽、研究、人材。そしてミシガン湖を面する美しいキャンパス内で出会った人々は皆好意的で親切。北米第三都市でもあるシカゴに一時間以内でバス・電車一本で行けるというのも、都会が大好きな私にとってはとても魅力的でした。

この素晴らしい環境の中で大学四年間を過ごしたい!と強く感じたのですが、その直感は三年後の今見返しても間違っていなかったと思います。

ノースウェスタンは生徒がしたいことを全力で応援してくれる大学であり、Double MajorやTriple Majorの友達ともたくさん出会えるので、常に新しいことが学べる環境が整っていると思います。