音楽と学問の両立は可能!?Double Major/Dual Degree在学生の日常スケジュールを公開!

どうもこんにちは、こんこぼんこです。

ピアノ演奏と脳科学をノースウェスタン大学で二重専攻(Double Major)している三年生、と今までは自己紹介していたのですが、Weinberg College of Arts and SciencesとBienen School of Musicの二つの学位が卒業時に受け取ることができるDual Degreeに変換することに決めました!

毎クォーターごとに受けていた授業の数が多めだった為(普段4クレジットのところを平均6.5クレジットのペースで取り続けていました)、普通は5年かかるところを4年でDual Degreeで卒業できそう、ということをアドバイザーさんが教えてくれました。

実質クラスの量はDouble Majorの時とあまり変わりませんが、卒業するときに学士を2つ受け取る(Bachelor of Music & Bachelor of Arts)というところがDual Degreeに転換する上での大きな違いです。

さて、今回は私のDouble Major/Dual Degree生徒としての日常(コロナ以前)をシェアしていきたいと思います!

まず、平均的なDouble Major/Dual Degreeの生徒が取るクレジットの量について説明します。(もしクレジット制の話に興味のない方はスキップしてください)

各クォーター、Weinbergに所属する生徒は最大5.5クレジット分の授業を受けられますが、Bienenに所属している生徒の場合は最大7クレジットまで取れます。

その理由として、個人レッスンやアンサンブル(オーケストラ等)すなわち演奏メインのクラスが各1クレジットとしてカウントされるから、また、音楽の生徒はたくさんのクラスの量を取ることが多いから、などが挙げられます。

普段は各クラス1クレジット、そして科学のラボなどが0.34クレジットですが、音楽のクラスでは0.5クレジットの授業がたくさんあります。例えば、セオリー(Music Theory)、イアトレーニング(Aural Skills)、キーボード基礎(Keyboard Skills)などは、一年生のときにほとんどの生徒が受ける授業なのですが、全て0.5クレジットです。スタジオクラスなど週一に一時間しか会わないクラスなどは、0クレジットの場合もあります。

Double MajorやDual Degreeの場合、スケジュール構成はどうすればいいの?

ノースウェスタンは自分にあったスケジュールを組みやすくしてくれているので、いつクラスを取るかは自由自在!Prerequisitesなどがないクラスの場合、専攻または卒業に必要な単位は、在学生である期間の間どのクォーターで取ってもいいのです。

私の場合、一年生の頃は、ピアノ科のみで入学したためBienen School of Musicのクラスが比較的多かったです。1クォーターにBienenの授業の方を三科目、そしてWeinberg College of Arts and Sciencesの授業を二科目受けました。

こんこぼんこの年生の秋の授業構成はこんな感じでした:

  • Bienenのクラス:Keyboard Skills, Aural Skills, Music Theory, Piano lessons (個人レッスン), Piano Forum (0 credits), Studio Class (0 credits)
  • Weinbergのクラス:General Chemistry, Intro to Sociology, General Chemistry Lab (0.34 credits)

トータルで4.74クレジット。音楽Double Major/Dual Degreeの生徒の一般的なスケジュールに比べるとクレジットの数が若干少なめですが傾向は似ています。Dual Degreeの生徒は、平均的に5.5クレジットを毎クォーター取れば五年で順調に卒業できます。もし五年未満で卒業したい場合は、7クレジット近く取ることが必要になってくる感じです。

ノースウェスタンでは好きなクラスを好きな時にとっていいので、例えば一、二年の時は音楽のクラスを中心的に受け、三、四年生の間はWeinbergなど別学校(McCormick, School of Commなど)のクラスを中心的に受けることもできますし、その逆パターンなども全然あり得ます。

例えば、私の場合、三年生の時は、Weinbergのクラスを中心的に受けて、Bienenの方のクラスは個人レッスン (+0クレジットのStudio Class & Piano Forum)のみ受けました。

こんこぼんこの三年生の時のとあるクォーターの授業構成:

  • Bienenのクラス:Piano Lessons, Studio Class (0 credits), Piano Forum (0 credits)
  • Weinbergのクラス:Physics, Psychology, Neuroscience, Bioethics,  Expository Writing, Physics lab (0.34 credits)

この時のトータルは6.34クレジット、そしてご覧の通りWeinbergのクラスばかり(5.35 credits)受けていました。いつもは働いている研究所で単位をもらえるIndependent Research (1 credit)も足しているのですが、このクォーターのは単位を取りすぎるとオーバーロードになる為正式にはクレジットとして取らないまま研究も続けていました。これから四年生になりますが、四年生の時は音楽の授業を中心的にとっていくことになります。

実際の日常生活ってどんな感じなの?スケジュール公開!

これは人によってとっても異なりますが、今回は私個人の経験をもとにシェアしますね。

まず、私の基本的な週日スケジュールはこんな感じでした:

9:30am: 🛏 起床。ギリギリに起きます笑

10am-4pm: 📖 授業。授業の合間にお昼ご飯を食べたり、ラボに顔を出して実験をセットアップしたり。キックスクーターでTech(科学の授業が行われる建物)とBienen(音楽学校の建物)を行き来しています(徒歩12分くらいの距離なので10分間の休み時間で間に合うためには自転車などが必要になってきます)🛴

4-6pm:🧪 ラボで研究

6-7pm:🍝 夕飯

7-10pm: 🎹 ピアノの練習

10pm-2am:📓 学校の図書館で勉強

そして、試験が迫ってきている場合:

9:30am: 🛏 起床

10am-4pm:📖🍝🧪 授業、お昼ご飯、ラボ

4-6pm:🎹 ピアノの練習

6-7pm:🍝 夕飯

7pm-2am:📓 勉強

ピアノのコンクール、リサイタルやJury(実技試験)が迫ってきている場合:

9:30am: 🛏 起床

10am-4pm:📖🍝📓 授業、お昼ご飯、授業の合間に練習

4-6pm:🎹 ピアノの練習

6-7pm:🍝 夕飯

7-9pm:📓 勉強

9pm-2am:🎹 ピアノの練習

週末(土)はこんな感じ:

9am: 🛏 起床

9:30am-1pm:👭 クラブ活動

1-2pm:🍝 お昼ご飯

2-6pm: 📓 アルバイト先で勉強

6-8pm: 🍝👭 友達と一緒にご飯食べる・遊ぶ

8-11pm: 🎹 ピアノの練習

11pm-1am: 📓勉強

末(日)はこんな感じ:

7:30am: 🛏 起床

8am-1pm:🏥 病院でボランティア(移動時間含む)またはアルバイト

1-4pm:🍝🧹👚 お昼ご飯・洗濯・掃除・ゆっくりする

4-7pm: 🎹 ピアノの練習

7-10pm: 🍝👭 友達と遊んだり、夕飯を一緒に食べたりする

10pm-2am: 📓 勉強

もちろん基本のスケジュール以外にもイベントなどは結構あるので、その時はフレキシブルに対応しています。ラボにも毎日通うわけではないので、行かない日はアルバイトをしたり、友達とタピオカを飲みに行ったり、昼寝をしたりしてます。成績(GPA)をそこそこ保つことが前提なので、忙しすぎてスケジュールに限界を感じた時などは単位を一つ落としたり、ラボやボランティアからのおやすみをリクエストしたりしています。

結論:Double MajorやDual Degreeの場合大学生活は多分忙しくなるけど、時間を管理して自分の限界を知っていれば可能!

最後に

さて、音楽と科学を専攻している学生の日常生活シェア、いかがでしたか。Double Major/Dual Degreeとして音楽と学問も両立することは簡単とは言い難いですが、ノースウェスタン大学はそのように一つ以上の分野に興味を持つ生徒を全力でサポートしてくれるシステムなので理想の形だと個人的に思っています。音楽学校と他のUndergradの学校(Weinberg, McCormickなど)が一つのキャンパス内なため移動時間でのタイムロスが殆どない分その時間を勉強や練習などに費やせるところもいいと思います。Weinberg所属の場合専攻特有のアドバイザーに含めDual Degreeの場合は各学校でアドバイザーがつきますし、医学部に興味がある場合Prehealthのアドバイザーもつくなど、各分野で相談に乗ってくれる専門の方々とアポを取れば気軽に話せることも利点だと思います。

もし他に気になる点・質問などがありましたら、是非連絡お待ちしてます。

Premed攻略:メディカルスクールを目指そう!

こんにちは。ノースウェスタン大学に通う三年生のKonkobonkoです。アメリカの医学部志望(Premed)です。今回は、アメリカ(カナダ含む)のメディカルスクール受験過程を紹介したいと思います。

以下の情報は私個人の経験によるものであり、公式ホームページではありません。ノースウェスタンのHealth Professions Advisingのウェブサイト、そして各受験校のウェブサイトなどで必ず際確認してください。

まず最初に:アメリカで医者になる過程:日本とは少し違う!

アメリカで医者になりたい場合、学士号を取得した後、メディカルスクール(医学部)で医学専門の教育を受けます。従来は四年間のメディカルスクール教育を受けてMD(Doctor of Medicine)を獲得し、研修生(ResidentやFellow)として現場研修を数年行ったあと、やっと一人前の医者になれます。

Premedって何?

Premed(Premedical trackの略)は、メディカルスクール志望の人のことを指します。ノースウェスタンの場合、これは専攻やプログラムではなく、個人の意思・本意のことを指します。また、大学生に限らない名称なので、社会人のPremedの方々も少なからずいます。医学に関係なしの職業に就職したあと、医者にやっぱりなりたいと決心し、大学へ戻って受験に必要なクラスを取って夢を追いかけている方もいます。私の友達の中では高校時代からPremedだと自覚していた人、大学二年生になって医師になりたいと初めて思った人、また一年生からPremedだったが必須科目の有機化学の授業が過酷すぎて医者の道を諦めて他の道を選んだ人など、たくさんのケースをみます。

私の場合、元々医学に興味はあったのですが、Premedとして本格的にメディカルスクールを目指そうと決めたのは大学一年生の秋学期の終わり頃です。キャンパス内で行われる様々なメディカルスクール紹介イベントに参加し、アドバイザーや先輩たちに相談し、オンラインで情報収集などを行った後、この道を選びました。

学部生の間の専攻は医学と全然関係なくてよし?

メディカルスクール受験に必要な科目は生物や科学の専攻に必要な科目とほとんど重なるので、結果的に多くのPremedの学部生は生物や科学を専攻します。しかし!アメリカでは高校卒業後そのまま医学部に通う日本とは違い、医者になるために学士課程の時点で決められた専攻を選ぶ必要はありません。メディカルスクールを受験するために必要な単位を全て事前にこなせていれば、全く医学と関係性のない分野を学部生の間は専攻にしても構わないのです。例えばノースウェスタンでは、Premedでありながら、歴史・経済・音楽・工学などの専攻の人、または二次専攻・副専攻としている人が結構います。メディカルスクール自体はDiversity(個性・多様性)を重視するので、その専攻により学んだことなどを医学につなげて自分のユニークさをエッセイや面接などでアピールすることができれば、一種の利点になります。私の場合ピアノ科と脳科学科の二次専攻なので、脳科学の必須科目はPremedの必須科目とほぼ100%被っています。

受験過程ってどんな感じ?

日本では医学部受験の際合否は試験と面接の結果で決まりますが、アメリカの場合は試験(MCAT)と面接以外にもボランティア、研究経験、成績、推薦状、Shadowing(お医者さんの職場見学)、Personal Statement(なぜ医者になりたいのかを書く小論文)、リーダーシップ経験等により合否が決まります。受験者を総合的に人としての評価(Holistic Review)を行う為、自分の夢・可能性をいかに上手く話せるかが決め手になってきます。

6−7月:Primary Applications を提出 (一次書類審査)

第一次審査用の書類をAMCASというサイト(大学受験で使うCommon Applicationのようなもの)で志望学校に提出します。記載する情報は成績、MCATのスコア、Personal Statement(小論文)、ボランティア経験、リーダーシップ活動、推薦状等を含みます。

8月:Secondary Applications を提出 (二次書類審査)

第一次審査を通過した場合、今度は第二次審査で受験する各校ずつに特定の小論文をいくつか提出します。課題は学校ごとに異なりますが、「なぜこの学校に行きたいのか?」などの質問が出されます。受験生が受けるメディカルスクールの平均数は10−20校なので、場合によっては第二次審査のためのエッセイを何十個も書くことになります。

10月ー翌年3月:Interview(最終面接)

第二次審査を通過した場合、面接に招待されます。これはほとんどの場合現地で行われ、一日中かかります(飛行機代はfinancial needがない限り自費)。普通の面接(Traditional Interview)の形式の学校もありますが、最近はMMI(Multiple Mini Interview)という形式を利用し始めている学校が増えてきています。MMIはいろいろな状況にどう対応するかを見込み出す形式なので、各面接官が出すシナリオに答えて周ります。ノースウェスタンのHealth Professions Advising Officeでは、面接に招待された受験生には練習用のMock Interview(模擬面接)を行ってくれます。

10月ー翌年9月:Acceptance 合格

Rolling Basisで合格通知を出す学校の場合、10月から3月までの間にいつ合格通知が来るかわかりません。Rolling Basisではない学校の場合、一定の日にち(3月ごろ)を学校側が決めてその日に全ての合否結果を出します。Waitlist(保留)になった場合は、メディカルスクールの始業式が行われる数日前(翌年8月か9月頃)に合格通知が届く、なんてこともあるそうです。

メディカルスクールに受かる為に大事なこと

日本の医学部受験と似ているところが、全てのメディカルスクールが超難関な為、大学受験とは違い滑り止め学校と言う願念がないことです。成績とMCATのスコアが平均以上だとする場合、10-30校ほど受けて、インタビューのために呼ばれるのは数校、そして最終的に合格通知は1校、なんていうケースもよく聞きます。GPAやテストスコアがいくら良いからといって油断はできないのです。

Admissions Committee(入学審査を行う委員会)が重視することは:

ー良いGPA(授業での成績):Cumulative GPA(大学時代全科目の成績)とScience GPA(化学、物理、生物、数学など)が4.0 (オールA)に近いほど、合格のチャンスは上がってきます。しかし、1クラスで悪い成績を取ったからといって医者になる夢を断念するのではなく、それ以降のクラスでいい成績をとることができれば困難も乗り越えることができるということを見せられるので悔やむ必要はありません。学部卒業後GPAに不満が残る場合、Post-baccalaureate Programという一年の学士課程終了後のプログラムを提供している大学が数々あるので、そこで医療に関係ある授業を受けて良い成績を取ることで総合GPAをあげることもできます。四年間のGPAは上昇志向が好ましいそうです。ちなみにPremedとしての必須科目(Required Coursework)は受験校により異なりますが、大抵の場合は一年間の生物・無機化学・有機化学・物理学のコースワーク(ラボ含む)を必要とし、学校によっては数学・英語・心理学・社会学・生命論理などのコースワークを必要とするか進めています。詳しくはこちら

ー良いMCATのスコア: 受験者はMedical College Admissions Test(MCAT)のスコアを学校に提供します。これはセンター試験やSAT同様唯一他の受験者と統一できる秤なので、第一次審査でスクリーニングされるときに重視されます。テスト自体はトータルで7時間ほどかかります。生物学・化学・物理・読解力・心理学・社会学などの分野を試されます。ほとんどの情報はPremed に必要な科目の授業内で習うことですが、三ヶ月〜半年ほど集中した勉強期間を費やしている方々が多いです。有名な試験会社はKaplan, Princeton Review、など。正式模擬試験は試験提供者(AAMC)により販売されています。詳しくはこちら

Clinical Experience (病院での経験):これは大まかに言うと三つの種類に分かれます。病院でのボランティア、職場見学、そして病院で働くこと。

  • 病院でのボランティア:病院によりますが、これは患者さんを車椅子で同行する、事務仕事、など様々な役割があります。病院という場所はどういうところなのかを実際に体験して理解しているのか、そして患者さんとの交流の経験があるのか(Patient Interaction)、などを問われます。短期間集中的に行うよりは、数年間同じ場所でボランティアをすることが進められてます。ただしボランティアとして医療行為を行うこと(注射、薬剤投与等)はアメリカでは禁止されているので、そこは要注意です。
  • Shadowing(職場見学):Shadowingとは名前通り、お医者さんの仕事現場を影のように一日中ついてまわることを指します。Shadowingでお医者さんの一日を自ら観察することで医者の生活が実際どうなのかをもう少し深く理解することが目的です。ドラマなどで象徴される架空上の医者の姿ではなくリアルな医者の姿を身近でみれる為、自分に本当にあった職業なのかが見極められる一つのチャンスです。お医者さんに知り合いがいれば楽ですが、いない場合は近くの病院にEメールを打って頼んでみるのも一つの手段です。ノースウェスタンの場合、Mentorship Programというプログラムで卒業生で医者になった方達と連絡をとることができるので、私の場合はそこから数人のお医者さんと連絡を取ることができ、shadowingの機会をいくつかありがたく頂けました。
  • 病院で働く:EMT(緊急救命士), Scribe(医療代書人)など実際に病院で存在する職業で働くことで、病院のシステムをよりよく理解することもでき、給料も出るので、生徒の中では人気です。アルバイト制の仕事の場合が多いので、夏の間、またはGap Yearの間にこのような仕事をして稼ぐのも一つの方法です。しかし資格が必要な場合は、トレーニングなどを事前にこなしていなければいけないこともあります。

病院以外でのボランティア:ボランティアを行うことで自分がどれだけ人に尽くす人なのかをアピールできます。音楽を教えたり、老人ホームでお婆さんのビンゴに付き合ったり、フードシェルターやホームレスシェルターでボランティアしたり、などなど。これは自分が実際にに興味あることに時間を費やすことで、人に尽くしたい思いと共に趣味とユニークさを出すことができます。

リーダーシップ経験:これはクラブでの会長になったり、チューターとして得意科目を他の生徒に教えたり、何かのイベントを開催したり、新しいクラブや会社や協会を結成する、など。将来の医療のリーダーになるために必要な素質と可能性があるのかを、履歴と実績で見せつけることが大切です。

推薦状:多くの学校が理系のクラスの教授から一通、そしてあと数通手紙を用意することを必要としています。もし研究所に入っている場合、その教授と仲良くなって推薦状をもらうことはいいアイディアです。自分のことをよく知っている教授を選ぶことで、良い推薦状に期待できます。正直ノースウェスタンで理系のクラスの教授と近くなるのは最初の二年間は意外と難しいと感じました。なぜなら、入門理系授業(General Chemistry, Organic Chemistry, Physics, Biology)は100人以上のクラスなので先生との距離を縮めるのが少し大変だからです。三年生になると自分の専攻に必要な専門的なクラスも受けられるようになってくるので、もう少し小さめなクラスサイズのため教授のOffice Hourなどにも気軽に通え、授業中も質問などで手をあげることに躊躇うことも少なくなってくると思います(あくまで個人的な考えですが)。また、クラスが小さめだと、先生も自分のことをもっと良く知ろうと努力してくれる感じがします。

ーその他:研究 研究はもしリサーチが盛んな学校に受験する場合は必須同然になってきます。例えば、ノースウェスタンは研究大学なのでメディカルスクールで受験する場合リサーチ経験は重視されます。その場合研究所に所属しているだけではなく、出版などの実績もみられます。研究で成果を出すのは学部生では普通は比較的難しいのですが、カンファレンスやポスターでプレゼンを行うことで研究に興味を持っていることをアピールできます。

もちろん受かる為に上記全てが必要な訳ではないです。

ノースウェスタンPremed特有のプログラム

ノースウェスタンのメディカルスクールは、学部拠点のエバンストンから30分ほど離れたダウンタウンシカゴのキャンパスにあり、Feinberg School of Medicineという名称です。全米でもトップ20メディカルスクールランキングに入る、エリート学校です。利点は、シカゴのダウンタウンど真ん中にあること・周辺に4つの大病院があるから素晴らしい教育を受けられること・米国トップ20位内になを誇るメディカルスクールなので、財力が豊富で環境が調っている、そして研修医になる時にブランドネームなので有利なこと、などなど。

普段からノースウェスタンのPremed学部生はFeinbergとのつながりが強いです。例えば、Shadowing(職場見学・医者の付き添い)をするときにはFeinbergのお医者さんを付き添ったり、シカゴの病院でボランティア経験を積んだり。特にノースウェスタンの生徒特有のかなり有利なプログラムが二つあります:HPME (Honors Program in Medical Education)とNUPSP (Northwestern University Premedical Scholars Program)です。

HPME

7年間のBA/MDプログラムです。HPME合格者は入学時からFeinbergへの進学が保証されます。学部を受験する時点で面接が伴います。MCAT試験などを受ける心配がなく、しかもメディカルスクール入学が高校卒業時点で確定される為、医者になる決心が強く事前に準備をしてきた優等生・特待生には人気です。学部生の間授業自体は他のノースウェスタンの生徒たちと受けますが、数人プログラムのためプログラム内はみんな結構仲が良いらしいです。詳しくはこちら

NUPSP

ノースウェスタンの大学三年生で必要な科目を終え、一定のGPA以上を獲得した生徒のみ応募できるプログラムです。このプログラムで合格した場合、四年間の大学生活を終えたあとにそのままFeinbergに入学します。この場合他のメディカルスクールに受験する必要がなく、MCAT 試験も受けなくていいので、優秀な生徒たちには人気のプログラムです。この場合のエッセイとアプリケーションを大学三年生の冬休み始めに提出して、インタビューに招待された場合Feinbergで最終面接が行われます。詳しくはこちら

Gap Yearを選ぶ受験生(浪人生)は増えてきている

学士課程を終えた生徒で、そのままメディカルスクールに入学する生徒は昔は一般的でしたが、最近ではGap Year(浪人)を選ぶ生徒がノースウェスタンでは特に増えてきている傾向だそうです。

浪人生活を選ぶ理由は様々です。例えば、他の職業を見て回って社会人でいる経験を積む、またはメディカルスクールの受験に必要な項目を強化するために病院ボランティア・研究・医療関係の仕事(ScribeやEMT)などを行う、大学生活から休みをとり旅行をする時間を作る、など。日本では浪人生という概念があまり好ましく思われていない気が個人的にはしますが、アメリカでは一年(またはそれ以上)を有意義に使った場合は人生経験などの証になることもあるので、焦らない姿勢は悪いこととはそれほど思われていません(もちろん家でずっとゲームを遊ぶためにGap Yearをとっていたら無意味ですが)。

特にGap Yearが人気な理由は、もし卒業後メディカルスクールにまっすぐ入学したい場合大学三年生の夏の時点でアプリケーションを提出しなければいけないためです。大学三年生の時点で必要なリーダーシップ・必須科目・推薦状を書いてくれる教授との繋がり・研究での成果・病院ボランティアやShadowingの経験・MCAT試験・医療以外のボランティア、などを全て完璧にこなすとなると大学生活をあまり楽しめないと感じる大学生は少なからずいます。合格する確率を上げるためにもできるだけ受験には準備抜群で挑みたい為、四年生の間のいろいろな経験がアプリケーションに大切になると感じている生徒も多いのではないでしょうか。

終わりに

さて、日本の医学部とは少々異なるアメリカのメディカルスクールの受験課程、いかがでしたか。実は、ヨーロッパの多くの国でも日本に似て高校卒業後に医学部へ進学する制度が設けられているので、アメリカの学部卒業後にメディカルスクールへ進学する制度は比較的ユニークな感じがします。人生経験の豊さを重視してくれる一方、試験結果以外にも点数では測れない基準がたくさんある為受験生にとっては別の意味で不安やストレスが増えることもありそうです。皆さんはどちらの制度が良いと思いますか?

ビーネン音楽院の受験について

こんにちは。Konkobonkoです。

私は大学三年生でピアノと脳科学を専攻しています。Bachelor of Music候補です。

今回は、ビーネン音楽院(Bienen School of Music)の受験過程を紹介したいと思います。

ビーネン音楽院って何?

ビーネン音楽院は、ノースウェスタン大学に属する全米トップ10位内に入る音楽院です。シカゴ交響楽団(Chicago Symphony Orchestra)の演奏者などを含む、音楽界で有名な教授達が集まっています。ミシガン湖のすぐ横に建つ新しい音楽学校(Ryan Center for the Musical Arts)の中にはコンサートホールが3つあり、練習室と楽器用ロッカーの設備なども揃っています。専攻はクラシック音楽の演奏科から、ジャズ科、ミュージックテクノロジー、音楽教育など幅広いです。特にチェロのスタジオは世界的にとても有名な先生(Prof. Hans Jensen)が率いてるため、錚々たるレベルの生徒たちが集まってきています。

演奏メインの学科(ピアノ、声楽等)はBachelor of Music候補ですが、リベラルアーツ教育に集中する場合Bachelor of Arts in Music又はBachelor of Science in Music候補になります。

学部レベルでは音楽以外にも第二専攻・副専攻をしている学生が比較的多めです。学部生も院生も同じスタジオ(=同じ個人レッスンの先生)を共用するので、年齢や学年関係なく他の音楽家と仲良くなれます。

学部受験=実技オーディション+Common Application 

まず、ビーネン音楽院はノースウェスタンに属する学校の一つです。ビーネン音楽院に受かるためには、学校全体に出すCommon Applicationとは別にビーネンでの実技(パフォーマンス)オーディションを通過しなければいけません。Regular Decisionの場合Common Appは一月が提出期限ですが、ビーネン音楽院の資料は12月が提出期限です(Early Decisionの場合は10月)。ちなみに、大学院(Masters・DMA)の場合はCommon Applicationはなくオーディションのみです。

音楽院にオーディションで受かった参加者は、その後音楽院によって総合大学の方に推薦されます。Common Applicationの方で実技オーディションの結果も考慮した上で、ノースウェスタンに合格できるのか最終判断が下されます。ノースウェスタンは勉強に力を入れているので、テストスコア(SAT・ACT)、成績(GPA)、エッセイもノースウェスタン全体の基準に満たしていないと、いくら演奏が上手であってもここで落とされてしまう可能性があります。

ビーネン音楽院ともう一つ別のの学校(Weinberg, McCormick, Medill, School of Comm, SESP)のDual Degree希望者としてノースウェスタンを受験する場合、もし音楽院にオーディションで落ちた場合でもノースウェスタン自体にはまだ合格できる可能性もあります。また、入学した後に在学生用のオーディションに挑戦して、音楽院内の専攻・副専攻を足すことも可能です。私の場合は、ピアノ専攻のみ希望でRegular Decisionで音楽院に受験し、入学後、脳科学の専攻を足しました。

最初はビデオ審査 (Pre-screening)

ほとんどの楽器演奏科を受験する場合、ビデオを資料の一部として12月にオンラインポータルで送ります。ビデオ審査に必要なのは、自分が演奏している姿です。できるだけ良い録画・録音器具を使うことをお勧めします。必要な曲目は専攻によって異なりますが、ビーネン音楽院のウェブサイトに掲載されているのでできるだけ早めに準備をするとより良いです。

https://www.music.northwestern.edu/admission/undergraduate/auditions/programs

ビデオ審査通過後は、現地又は録画オーディション

もしビデオ審査を通過した場合、現地オーディションへ招待されます。オーディション自体はRegular Decisionの場合は二月、Early Decisionの場合は11月にあります。いろいろと曲を用意しなければいけませんが、実際のオーデイション時間は大体10分ほど。現地まで足を運べない場合は、オンラインのビデオ提出で受験することも可能です。

ちなみにRegular Decisionで受験する場合、ピアノのオーディションはリサイタルホール(Galvin Recital Hall)で行われますが、Early Decisionの場合は先生のオフィスで行われるそうです。ピアノ以外の楽器は他のホール(McClintock Hall, Ryan Opera Theatre等)又は先生のオフィスで行われることが多いです。

Northwestern University's New Ryan Center Brings Harmony ...
Galvin Recital Hall

これは他の音楽院を受験する際も同じですが、受験する学校の教授に事前に連絡をとってトライアルレッスンを受けることをお勧めします。レッスンで習ったことをオーディションで直しておくと好感がもてますし、先生も生徒もお互い相性の良さを確認できるので最終的に学校を選ぶときにも役立ちます。

他の音楽院では実技(パフォーマンス)オーディション以外にも音楽理論試験、イアトレーニング、面接、譜読み試験等がある場合もありますが、ビーねんでの学部のオーディションは大抵(少なくとも演奏科の場合)実技試験のみです。

シカゴの冬は信じられないほど寒いです。なのでオーディションの為にノースウェスタンを2月に訪問する場合は、暖かいコート・手袋・マフラー・ズボン・帽子などを準備してしてください。ビーネン音楽院はキャンパス内の東南にありダウンタウンエバンストン(Downtown Evanstonすなわち繁華街)から徒歩10分ほどなので、ホテルを予約する場合はそこらへんのエリアで検討する事になると思います。

Wildcat Days 

Regular Decision合格者は全員Wildcat Daysという、4月に行われるキャンパスイベントに招待されます。 Wildcat Daysは、合格者が集まり、大学がいろいろなイベントを開催してくれる日です。キャンパスツアー、お昼ご飯、各学校のプレゼン、学長からのメッセージ、部活動フェア、在学生によるタレントショー、などといろいろと盛り沢山。ビーネン音楽院でも、建物ツアー、院長による挨拶、Q&Aセッションなどがありました。私はこれに参加したあと、ノースウェスタンに通うことを決断しました。

入学後

入学後、最初の週に飛び級試験(Placement Exam)が一年生全員に渡されます。この試験は、Theory(音楽理論)とAural Skills(イアトレーニング)の授業を1クォーター分以上免除できる可能性を掴めるチャンスです。ほとんどの人が飛び級せずに1からのスタートになるので、プレッシャーは全くありません。

ノースウェスタンでは専攻を足したり引いたりすることがとても簡単にできるので、音楽で入学したからと行って音楽の学士号で卒業しなければいけないわけではありません。

特にビーネン音楽院に在学する学部生のほとんどは第二専攻を持っているか、Dual Degreeプログラムに参加しているので、音楽と勉強を大学でどちらも続けたい!という方には、ノースウェスタンはお勧めです。

初めまして!Konkobonkoです!

途中参加のKonkobonko(こんこぼんこ)です。他のブログメンバー達とはノースウェスタンのJASA(Japanese American Student Association)サークルで知り合いました。

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自己紹介

駐在員の家庭に生まれ、アメリカ、東京、カナダを行き来しながら育ちました。ピアノ歴は15年。最近ハマっていることはK-POPと人気番組The Officeを観ることです。

今はノースウェスタン大学のビーネン音楽学校 (Bienen School of Music)の三年生としてピアノ演奏(Piano Performance)と脳科学(Neuroscience)をDouble Majorで専攻しています。Premedical track(メディカルスクール入学志望)です。

ちなみにKonkobonkoというあだ名は、高校時代の友達が付けてくれました。

なぜノースウェスタン? 第二専攻を増やすのがとても簡単!しかも、学問も音楽もトップレベル

私がノースウェスタンのことを初めて知ったきっかけは高校三年の夏休み、ドイツの音楽祭での出会い。ノースウェスタン大学でピアノ演奏と工学をダブルメジャーしている気さくな先輩と偶然友達になりました。Double Major(二科目専攻)をすることを学校が推奨しているので、もし複数の分野に興味がある場合、とても両立しやすいとのこと。

実は、受験シーズンが始まってからも最初の頃はノースウェスタンを志望校リストに載せていなかったのです。カナダの高校に通っていた頃はピアノに集中していたので、音楽専門学校 (Juilliard, Peabodyなど)ばかりを検討していたのですが、医学に興味があった為最終的に音楽と勉強を両立できる普通の大学も受けることに決めました。ドイツで出会った先輩の勧めを思い出し、締め切り直前にノースウェスタンの音楽学校(Bienen School of Music)へビデオ審査用の録画を提出しました。

ノースウェスタンが私の第一志望校になったのは、現地オーディションのためにキャンパスへ足を運んでからです。まず、音楽学校の建物に一目惚れでした:

Goettsch Partners’ New Music Building for Northwestern ...
Ryan Center for the Musical Arts (ビーネン音楽学校の建物)

世界トップレベルの学問、音楽、研究、人材。そしてミシガン湖を面する美しいキャンパス内で出会った人々は皆好意的で親切。北米第三都市でもあるシカゴに一時間以内でバス・電車一本で行けるというのも、都会が大好きな私にとってはとても魅力的でした。

この素晴らしい環境の中で大学四年間を過ごしたい!と強く感じたのですが、その直感は三年後の今見返しても間違っていなかったと思います。

ノースウェスタンは生徒がしたいことを全力で応援してくれる大学であり、Double MajorやTriple Majorの友達ともたくさん出会えるので、常に新しいことが学べる環境が整っていると思います。